雲中一雁

里山・昆虫・水彩画

佐波の里山自然観察散歩

 今日はいい天気になったので、佐波の里山へ行った。準備した樹木札を更新して回った。「オトシブミ」を初めて見つけた。図鑑では見ていて、その風流な名前に魅かれていたが、実物は見たことがなかった。エゴノキの花を見て、その下を見たら、オトシブミの幼虫が包まれた期の葉が数個落ちていた。そーと開いてみると、小さな幼虫が居た。間違いなくオトシブミだ。

 

 オトシブミの幼虫やタマゴが包まれている。まるで生まれたての赤ちゃんをを包む「おくるみ」みたいです。

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 中に入っていオトシブミの幼虫

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 エゴノキの下に落ちていたから、エゴノキの葉にタマゴを産み、葉をクルクルと巻いて、葉をチョキンと切って落としたに違いない。

調べてみると、この「おくるみ」の中で、その葉を食べて成長するそうです。すごいですね。

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 オトシブミとはこんな昆虫です。しかし種類は20種くらいいるそうです。

体長は10mmくらいだそうです。(ネットから引用)

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