雲中一雁

里山・昆虫・水彩画

桑山・立木観音

 先日(15日)桑山に行った時、久しぶりに「立木観音」に立ち寄ってみた。

この立木観音は、

「江戸時代中期の行脚僧・木喰(もくじき)上人(しょうにん)(1718~1810)の作です。上人82歳のとき、寛政11年(1799年)1月に来訪し4月に三田尻から舟で去るまでの短期間、防府で実に11体もの彫像を作るなど、一種独特の笑いをもつ微笑仏を全国に数多く遺しています。
この場所はかつて桑山中腹にあった国分寺末寺の潮音寺の観音堂跡と伝えられており、生きた銀杏の洞の中に木喰上人作の観音像が祀られていますが、木の成長とともに洞口が狭くなり、現在は、洞口の奥にかすかに見える程度となっている様子を御覧いただけます。像が黒いのは昭和の終わりにあった火災のためと言われています。
お参りすると、一生に一度の願いが叶うと言われています。」

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